はじめてのあく 4巻
……大丈夫なのか、この連載?
ルナも乙型も目先の人気取りキャラにしか見えないぞ?
というか、従来キャラを捨て置いて新キャラを出す路線はヤバくないか?
人気がイマイチなので人気のあるキャラを必死に出そうとしてるのなら、それは大きなミステイク。
我聞と國生さんを見る限り、藤木先生の味は個のインパクトではなく、
小粒な連中達が集まることで生み出される集団のドラマにこそあるように思えてならない。
あの二人だって、単体で見れば果てしなく地味な主人公とヒロインだったが、
こわしや一同だとか卓球部の面子だとか、我聞ブラザーズが脇を固める事で輝きを放っていた。
美少女大量登場台湾バナナ美味な展開で巻き返しを図れるとは思えんがなあ……
とグダグダ言ってみたが、私の意見は要するに、
「渡キョーコファンクラブの出番をもっと増やせ!!」
これに尽きる。
天下無敵の小学館様が誇るユーシューな担当様の圧力で生まれたボンボンは消えていいけれど、
(大々的に登場した割りに既に忘れ去られた存在になっている彼である)
天下無敵(略)にダメ出しされたファンクラブ会長はガシガシ出していくべきだ。
巨漢とデヴに至ってはすでに背景の一部に成り下がっているが、実にもったいない。
藤木先生の妙なやる気を感じるこいつらこそがこの漫画の生命線といっても過言ではあるまいッ!!
(緑谷は出番が比較的増えたけど、その反面キャラが薄くなった気がする……)
……いや、ホントマジで、美少女キャラばっかし出してもジリ貧だと思いますよわたしゃ?
それでやってけるのならば我聞だって未だに続いてそうな気がしますし。
藤木先生向きの路線じゃないと思うんですがねえ……
その他思うこと。
■「単行本とかで見たまんまの人なんですね」
私もコミケ会場でサインを貰った時に藤木氏のご尊顔を拝見したのだが、
自画像とあまりにもそっくりで正直ビビった。
本当にそっくりなのだ。
なので、自画像を全裸ネクタイにしたところで、
「今日は全裸ネクタイじゃないんですね」
と言われるのがオチだと思う……
……そういえば、サンデーには単行本が出る度に脱いでいた偉大なる先人がいましたね。
■第28話
舞台は名古屋。
藤木マザーが撮ってきてくれたという資料写真のためか、
名駅内(金時計前のエスカレーター)や駅前あたりの風景はかなり正確に描写されていた。
しかし、正直名古屋って観光するようなところがロクにねえんだよな……
それこそが、藤木マザーの資料写真が十分に生かされなかった理由だろう。
そして、漫画などのフィクションでも名古屋や愛知が描かれることはまずない……
閑話休題。
作中の風景からジローとキョーコの辿ったルートを類推するに、
名古屋駅~市役所~栄を徒歩で移動したようだ。
(彼らは名古屋城への入場料500円を出し惜しみする程に困窮していた彼らが、
名駅からの往復の電車賃がほぼ同額となる地下鉄を利用したとは考えにくい。
でも、金に困ってる割りには昼飯を無駄に高ぇ矢場とんモドキの店で食っているが……)