春にPSPを買った。
それ以降ちまちまとプレイしているPSPのゲームについてでも語ってみる。
■Persona
女神異聞録の移植。
音楽を初めとして、改変部分はある程度あるようだが、
基本的にはリメイクではなく原作の移植、という位置づけの模様。
つまり、昔のメガテンシリーズらしく、ゲームバランスがテキトーである。
……私の持論であるが、メガテンシリーズの難易度は別に高くない。
むしろ、簡単であると言える。
「属性防御をバランス良く配置(特に破魔と呪殺)、物理、精霊魔法無効は優先してつける」
「ボス戦はカジャンダゲー」
これさえ抑えておけば特に詰まることは無い。
逆に言うと、これができなければいくらレベルを上げようが無駄に命を散らすことになるだろう。
FF2のバランスに通ずるものを感じる。
(回避さえ優先すればヌルゲー、回避を疎かにすると無理ゲー)
良く言えば、荒削りながらも魅力溢れるゲーム。
悪く言うと、面白いと言えば面白いが全篇通してテキトー感が漂いまくっているゲーム。
それにしても、なんじょうくんはいい奴だ。
■アイドルマスターSP(パーフェクトサン、ミッシングムーン)
前々から気になっていたがとうとう手をつけてしまった。
一見すると『プロデューサーとしてアイドルと仲良くなるゲーム』のようだが、
その実は以外にも……というと失礼だが、しっかりした『アイドル育成ゲーム』。
真面目にプレイすると、ひたすら担当アイドルのプロモーションに奔走するだけの、
色気の欠片も無い硬派なシミュレーションゲームになる。
リセット技を禁止すれば猶のこと。
シナリオは良くも悪くも勢い。
真をやたら男扱いする選択肢が連発されたのには吹いた。
ストーリーモードは、ちと頭を抱えてしまう出来。
どのキャラを担当してもあまり展開が変わらないし、
ライバル事務所の黒井社長が実に中途半端なキャラに仕上がっている。
憎めない小悪党的ライバルキャラというポジションでもなく、
カタルシスを満たすためだけに生まれたブチ倒されて破滅する悪党というわけでもなく……
ライバルキャラとの対決だけ描いていればよかったのではなかろうか?
あと、ミッシングムーンのシナリオ限定だが、
別に美希を961プロから奪還しなくてもよくね? という気分にさせられる。
本作から入った人間としては美希に対して別に愛着があるわけでもないので、
こんな世間知らずのワガママ娘なんか765プロにいらねーや、と思ってしまう。
にしても、千早を「貧乳過ぎ、キョーコより小さい」とは言いすぎじゃないですか藤木先生……?
パラメータはともかく、絵的にはそこまでつるぺたというわけでもないですぜ。
あと、声優陣の名前がよく分からんので、
個人的には芝原のぞみだとか遠山枝里子だとか、
馴染みのある名義の方で載せてくれるとありがたいと思った。
……つーか出演声優の大半がエロゲー声優か……!!
■ディシディアファイナルファンタジー
オープニングムービーを見てグッと来た人間なら買い。
そうでない人間ならやめておくべし。
古参のFFファン全てが楽しめるわけではないと思うが、
少なくとも古参のFFファンでなければ楽しめない作品であることに間違いはなし。
キャラ付けが全般的におかしいとか、
原作とあまり関係ない技を使う奴らが多数いるとか、
キャラゲーとしてもかなりの問題を抱えているのは間違いないが……
だが! それでも!!
昔懐かしの姿の連中が、昔懐かしのBGMをバックに登場しているのを見るだけでも十分だと、
そう思える人間であれば、このゲームに途方も無い魅力を感じるのに間違いは無い。
皇帝のウボァー連発だとか武器:ファイアの本だとか防具:ドリルだとか、
シークレットボイス「いいですとも!」だとか、
良くも悪くもスタッフの悪乗りが全開な内容である。
欲を言うならば、オニオンソードはポーションから精製するべきだと思った。
ただし、上でも書いたが、キャラゲーの割りに性格設定が怪しいキャラが多い。
というか、違和感を感じないキャラの方が少ない。
特に気になったのは以下の連中。
フリオニール:別にフリオニールはのばらが好きなわけじゃなかったろ?
エクスデス:確かに『無の力』を求めていたけれども、『無』って言葉が好きなわけじゃないだろ?
クラウド:自分酔い激しすぎ。原作後半で見られる『クラウド本来の性格』が欠片も感じられない。
スコール:原作での迷台詞「俺は単純じゃない」「壁にでも話してろ」を、
普通にかっこいい意味で使おうとしているのは何故?
これらは本来ならばスコールの幼さを露呈するがための発言なのだが。
性格設定ではないが、セシルの設定が明らかにおかしいのも気になったり。
光と闇の力を使いこなす騎士?
セシルは試練の山で暗黒騎士の自分と決別したはずではなかったのか……?
繰り返しになるが、これは普通のゲームとしても、キャラゲーとしても、かなり粗がある。
しかしながら、それを補って余りある魅力があるのもまた事実。
そういうわけで、個人的にはかなり楽しめた作品であった。