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2009年05月24日

『はじめてのあく』第一巻

というわけで、とうとう発売された『はじめてのあく』の単行本第一巻を購入。
新刊コーナー平積み分最後の一冊をゲット。
割と順調に売れているようだ。
で、肝心の内容については……

面白いんだけど、ちょっと藤木先生が無理してるように見える

ってところ。
特にサービスカットの数々はかなり無理してるような。
勘繰り過ぎなだけだったらいいんだが……
どっちにしても、氏の作風は読者に媚びるタイプではないと思うんで、
そこんとこにはちょっと違和感を感じたり。
でも、ネコ耳キョーコとかはノリノリで描いてそうな気もする。
うーむ……

我聞の頃から、藤木先生は『女性のセックスシンボルは胸!』
という強いポリシーがあるように見受けられるのだが、
今作でもそれは強く押し出されている模様。
その大小を問わず胸に妙なこだわりを持つキャラクター達。
『乳』でも『おっぱい』でもなく、あくまでも『胸』という表現。
それが藤木イズム。
……ま、同人では『おっぱいおっぱいおっぱいおっ(略)』と叫びながら、
激走してる人もいましたが。

ところで、本作でも少女漫画出会いシリーズ伝説の
『お風呂でばったり、きゃあ、いやーん』が採用されているのだが(初対面ではないが……)、
ヒロインの前に主人公全裸で仁王立ち、というのが実にイイ。
ヒロインのきわどいサービスカットよりも、
ヒロインに全力でおちんぽ見せびらかすシーンにグッとくるのは、
ちょっと病んだ感覚なんだろうか……

まあ、なんというか、いろんな意味で雑誌のメインを張れそうにない漫画だが、
中堅ポジションで2年くらいは頑張って欲しいところである。


余談:
相変わらず作者自画像がヤバイくらいに本人そっくりだなー。

2009年05月23日

棚の本を取り出してみる~ガラスの仮面

私の姉が嫁いだ後、実家に置き去りにしていった漫画がいくらかある。
先日、ふとしたことからそのうちの一つを読んでみた。


『ガラスの仮面』。


いつまで経っても終わらないことで有名な少女漫画。
読んでみると、これが凄く面白い。
そして、その面白さの構造は、意外にもスポ根少年漫画のそれと大差なかった。


1.一見冴えないが特定分野のみに恐ろしい才能を発揮する主人公(北島マヤ)
2.その主人公が目指すべき目標(紅天女)
3.主人公を目標へ導く厳しい師匠(月影先生)
4.目標を競い合う強力なライバル(姫川亜弓)


少年漫画には見られないセンスや要素も多々見られるが、
本作の主題である『演劇』についてのみ着目すると、
スポ根少年漫画のテンプレにきっちり則っている。
こういう部分に少年漫画少女漫画の区別はなかったのか。

そしてこの漫画の最大の魅力を生み出しているのは、
紫のバラの人こと速水の存在に他あるまい。
いつも主人公を応援してくれる異性とか、
見返りを求めることなく主人公をサポートしてくれる人物とか、
表向きは敵だけどそれと同時に主人公に想いを抱いている人物とか、
速水を構成する要素それぞれについては別に珍しくないのだが、
それらを一緒くたにしたキャラクターを物語の中に投入する事で、
得も言われぬ深みを生み出しているように思える。
……マヤに対する言動を見ていると、かなり危ない人に見えなくもないがな、速水。


しかし、途中から敢行ペースが急落してしまったこの漫画。
紅天女編からの引っ張り方からするに、
完結するまであと少なくとも10巻は必要だと思うのだが、
作者が生きているうちに本当に終わるのか?
というか、ファンの間では既に絶望視されているきらいがあるが……うーむ。

2009年05月22日

今週のNEW COMER~次号最終回

HiPS持ちとなったリッツォと、元祖HiPS保持者の慶子の戦いが今始まる!!
リッツォはガトリング砲で慶子を撃ちまくるが、
慶子の肉体は肉片を撒き散らしながらも即時に回復するため難なく突破。
そこでリッツォはHiPSの肉体に加え、禁断のFASレベル5で慶子に立ち向かう。
リッツォのパンチは見事慶子の腹部を直撃し、
慶子の内臓が豪快に辺りにバラ撒かれるが、
慶子の肉体は損傷した内蔵さえも即時に回復するため難なく突破。
慶子の怒りの一撃が、リッツォの左腕を粉砕する!!


……というわけで、次号最終回。
というか、ぶっちゃけて言うと打ち切り。
ここ数週間で、ものすごい勢いでまとめに入っていたし、
いくつかの伏線を強引に片付けていたし、
それでもまだいくつかの伏線は片付けられていないし、
これはとても円満終了とは言えないだろう……
少なくとも、リッツォvsディーノくらいまでは打ち切りと決まっていたわけではないように思えるが……さて。

とりあえず、本作についての総論は、
最終回を見てから書くことにするかなあ。