サンデー不買のこと
雷句先生からサンデーを見捨てるなとのメッセージが。
どこぞのエロゲー漫画の作者の姑息な主張とは違い、
堂々と真っ向から意志を向けられたメッセージ。
ま、雷句先生の立場からすれば、
「サンデー不買運動」なんて嬉しいもんじゃないわな。
漫画家の立場からすれば、
自分の描いたものの評価とは全く無関係な形で読まれないなんてたまらんわな。
それでもただ一つ気になるのは、
「どれだけ内情を暴露されようが、
少年サンデーの商業的な成果が変わらなければ、
編集部の体質も変わらないのでは?」
ということ。
結局のところ、入ってくるカネに違いがなければ、
風評がどうだろうが編集部としてはどうでもいいのではないか?
「世間が大騒ぎしようがネット上で編集部が糾弾されようが、
結局俺らに対して誰も何もできないんじゃん」
と思われてしまうのが一番恐ろしいことだ。
ここまで事が大きくなったからには、
雑誌の売り上げが低迷する原因は編集部にもある、
と小学館上層部が判断してくれるかもしれないが……
どんどん漫画家が暴露する話を見ていると、
小学館自体が『漫画』というものをナメてるような気がしてならないんだな。
うーむ……
雷句先生の心情はよくわかる。
スゲーよくわかる。
ただ、正直それはちょっと『甘い』考えじゃないかと思ってしまう。
確かに漫画家は敵ではない。
だが、編集部を敵であるとするならば、
そこと関わりを持つ漫画家もまた、敵に与する者ではないのだろうか。
敵と戦いながらも、彼らを無傷のままでいさせることはできるのだろうか。
『自分の主張を通す』『サンデー作家に迷惑をかけない』
この二つは両立し得るのだろうか……
それを読者が行う手段があるとすれば、
『サンデー本誌は立ち読み』『単行本は買う』
という行動しかなさそうだが……?
とりあえず、明日の週刊文春は買ってみることにしよう。
なんというか、他の記事をみていると萎え萎えになってしまうような雑誌だが……
山田風太郎いわく、雑誌のインタビューは片言隻句が都合のいいように編集者に解釈され、
本来の発言の意図などどこにも残っていないトンデモ文章にされることがあるらしいが……