ということで、葛藤する絶対神から生まれでた分身がルシファー=魔王、
そして絶対神に立ち返ったルシファーがラスボスという、微妙な展開に突入である。
ドムゴォー魔神はいずこへ?
ところで、人類の戦いを描く場面、槍や盾で武装した人間達が戦うのはともかく、
銃器や戦車まで持ち出すのはどうなのか?
少なくともルシファー追放は相当昔のことだと思うのだが……
そして『生きるために他者を喰らう事、それ自体が業であり罪である』という、
決して踏み込むべきではない領域に踏み込んだ本作品。
一体どのような結論を出すというのだろうか……?
この手の問題を扱うのはかなり難しいと思いますが。
『うしおととら』なんかを思い返してみると、
潮が人間を食う妖怪(衾とか山魚とか)と戦う動機は、
「妖が人間食うのが気にくわねえ」という潮個人の主張に基づくものであり、
「妖が人間を喰らうことは許されない」ということが、
物語の中で主張されているわけではなかったりする。
人間が豚牛を喰らう動機をどうしても正当化することができないからである。
さて、結論はどうなるのであろうか……
流石にこの問題を持ち出されると『人間愛で万事解決』ないつもの巻来節は通用しないのだが。
何事もなかったかのようにこの話題をスルーして、
「てめえ ゆるさん! 戦う」とばかりにバトルだけで終わらせるか?
強いて言うなら、絶対神の言ってることが今でも「お前が一番混乱しとるわ」というのがミソか。
「なんかよくわからんけどとりあえず生命生み出したけどダメだったんで、
なんとなくオメーら全員ぶっ殺して最初からやり直したる。
そうすればうまくいくから。きっと。たぶん」
とは一体どんな理屈なんだ!?
失敗と判断したならしたで、何でそうなったのか理由ちゃんと考えないと、
もう一回同じこと繰り返すぞ絶対神!?
そして一番意外だったのが、神の尖兵として数々の非人道的発言及び行為に明け暮れていた、
尊越様=大天使ミカエルが地上の全てのものを守るために絶対神と戦おうとしていたことである。
あンたの言ってることも相当おかしかったぜ大天使様……
エンディングが見えてきたところで以下次号。