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ゴッドサイダーセカンド 第二部常世の門編 PART23 十天闘神増幅反射光

「…笑っている 笑っているわ
 笑い声が聞こえる…」

「竜子 お前…その姿はいったい…?」

魔王に乗っ取られた暴走状態からふと目が覚めると、
隣には露出度激高ヒラヒラ衣装のコスプレをしたクラスメートが。
思わず霊麒もびっくり。
それはそうと、竜子には常世の門に描かれたハーデースが、
「大いなる魂が常世にやってくる」と喜んでいる声が聞こえるという。

一方。
竜子の覚醒によりとうとう集結した十天闘神だが、
その一人有光の命は今まさに尽きんとしていた。
ベリアルの攻撃でスッ飛ばされてきたベルゼバブ様をガッチリキャッチした有光の、
その頭部には胃酸雨により貫かれた跡。


「や やっと…やっと…十天闘神が…
 この世の秩序を…
 美しく整理された生の秩序「施」を司る十天闘神のひとり
 吉祥天を守護神に持つ竜子も目覚め…
 十天闘神が揃ったというのに!!

 有光よ!!
 守護神伐虎羅天像が消え去る前に
 十天闘神の集合力を見せてやるのじゃ!!


出た!!
尊越様の問題発言!!
仲間のために力尽きようとする手下に対し、
『役に立ってから死ね』ときたもんだ。
お前はカナディアンマンか!?

「チェ…有光のうすのろめ
 どうせ死ぬんなら十天闘神の集合力を
 発揮してから死にゃあよかったんだ!」


そんな尊越様の問題発言も、
有光の死という非常事態の前にはスルー。
そして頭部をぶち抜かれた有光の俺語りが始まる。

「俺ってば脳ミソやられて死ぬなんて尊敬する坂本龍馬みたいだぜ。
 でも俺のやったことは竜馬の足元にも及ばなかったよなあ」
(意訳)

有光にかけよろうとする沙麗央を有光は止める。
有光に捕まれたベルゼバブは、
自分を掴んでいる有光の右腕から体内に侵入し、
有光の肉体を乗っ取ろうとしていたのだ。
有光の上腕部血管内では、
無数のベルゼバブ様の顔をした蝿が心臓を目指していた(絵的にすごい変)。

「ホホホホホホ
 神の側の人間といえども所詮人間の一種
 いくら超人的力持っていようとも身体の内部までは
 普通の人間と同様思い通りに動かす事はできない!!」

そこで唐突に輝く尊越様の背中。
そして脈絡なく『超人生誕』を語りだす。

『じっ 十天闘神 そ…揃いし時……
 そ その力…限りなく神に近づく…
 「施・戒・忍・進・定・慧・方便・願・力・智」
 宙の全ての原理そろいその身体に神の印表れるにいたる…
 それは神の証
 全ての魔を滅ぼす三種の神器
 日の本国の最高神天照大神より与えられし
 八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣・なり

 超人生誕 第十五章』

すると突然、十天闘神の面々の鎧の一部が輝きだす。

「こ…これは… オ オレの母さんを…
 救って…くれた…光…
 そ そうだオレの父さんもまだ見ぬ父さんも救われた…光…
 同胞の友情の…光…だ…」

謎に満ちたモノローグとイメージ映像。
霊輝が有光の毘廬遮那浄化光に救われたことってあったっけか……
そして、イメージ映像では肩を組む霊輝と有光が描かれているけれど、
そんな場面は作中に一切なかったような……
というか、霊輝と有光が親交を深める暇なんてなかったような……
タヒチに向かうまでの間に二人は親友になっていたのか?

閑話休題。
尊越様によれば、その輝きこそが八咫鏡であるという。
そしてその鏡は、有光の毘廬遮那浄化光を反射し、増幅する。
その光は有光の肉体へと注がれていた。

「十天闘神増幅反射光!!」

「ま まさかこの光は!?
 な 何倍にも増した毘廬遮那浄化光が内部に向かってぇ!?」

「フハハハハハ 貴様はオレの身体の中で虜状態だぁ!!
 逃げ場はないぞベルゼバブ!!」


有光最後の策に全てを賭ける!!(アオリ)

……しかし、十天闘神が揃う意義は、
霊麒の守護神毘廬遮那の力を極限まで高めることにあったはずだが……
霊輝が自分の肉体から天叢雲剣(草薙の剣)を生み出していた事と何か関係あるのだろうか。

ついでの十天闘神リスト。

『智』:鬼哭霊麒【毘廬遮那】(旧・鬼哭霊気)
『願』:鬼哭智子【弥勒菩薩】(旧・鬼哭流璃子)
『戒』:厘利盈【帝釈天】(旧・阿太羅)
『力』:大楠有光【伐虎羅天】(旧・クラッシュ・マリガン)
『忍』:飯島沙麗央【両杜羅天】(旧・キョウ)
『方便』:ロクサーヌ【迷底羅天】(旧・法粛)
『定』:オーディン【珊羯羅天】(旧・鬼哭密桜)
『進』:ヴァルキューレ【(安頁)折羅天】(旧・ジェミニー・マリガン)
『慧』:ベリアル【緊迦羅天】(旧・アスタロト)
『施』:竜子【吉祥天】 (旧・鬼哭陀華桜)

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