ゴッドサイダーセカンド第二部 常世の門編 PART21 極微小地獄
常世の門を開くため、霊麒は『怨霊血破連弾』を放つも、
常世の門はビクともしない。
魔王は霊麒に扉を開くよう語りかけるが、それを止めるのは竜子。
しかし竜子には、常世の門に描かれた女性が、
この門を開くなと語りかける声が聞こえるという。
その女性の顔立ちは、どことなく竜子に似ていた……(註:霊麒談)。
一方ベルゼバブ様。
ベリアルを悪魔の側の人間に戻すには、
ベリアルの脳に直接記憶を注入する必要があるとのこと。
そしてベルゼバブ様は口元に掌をあてて吐息を放つ。
それを見たベリアルは智子の口を大急ぎで塞ぐが、
他の十天闘神の面々は吐息を吸い込んでしまった。
利盈、有光、オーディン、沙麗央、ヴァルキューレ……
その面々は胸を押さえて苦しみだした。
ちなみに、グランメットのオーラに包まれたロクサーヌと、
謎の球体の中で座禅する尊越様は無事である。
「利盈さん有光さん!! みなさんどうしたのですか!?」
ロクサーヌのツッコミが微妙に暢気である。
そこで兜のマスクで呼吸器を守ったベリアルが状況解説。
ベルゼバブはナノサイズの蝿の群れを空気に放ち、
その場の人間の体内に送り込んだのだ。
なんでも『慧』を司るベリアルにはそれが瞬時に見抜けるのだという。
そしてベリアルは、空気中を漂う超微小蝿を焼き払うべく、
『小惑星破壊群弾(アステロイドクラッシャーズ)』を放つ。
ベリアルの腕から放たれた無数の隕石は、
空気中の蝿を焼き払いながらベルゼバブ様に一直線。
隕石はベルゼバブ様の肉体を真っ二つに引き裂く。
「すごい!!
超微小(ナノ)とはだいたい髪の毛の太さの1千分の1のサイズの事
それを空気ごと焼き払うなんて」
出た! 巻来先生お得意の、意味は無いけどとにかく具体的な数値的表現!!
っていうか、お前も攻撃しろ!
しかし、前作ではその不死身っぷりを大胆アピールしたベルゼバブ様はその程度では倒せない。
何事もなかったかのように肉体はくっついて一つになる。
そしてお返しとばかりに『超微小解除』。
焦る尊越様は他の連中に胃や肺の中身を吐き出すように指示。
揃ってゲロを吐く利盈、有光、ヴァルキューレ。
しかし、沙麗央とオーディンは吐き出し損ねてしまう。
そして二人の肉体が、内側から盛り上がってきたと思ったら、
二人の内臓と肉を食い破って無数の蝿が飛び出してくる。
徳尊の悪夢リターンズ!!
しかし、まだ蛆の混じったゲロを吐いたり、
ノドの奥から蝿がブンブン飛んで来た徳尊に比べれば見た目的にはマシ。
そこで飛び出すは、回復役の有光。
まるで変質者がコートを広げて己が股間を無垢なる少女に晒すが如き姿勢で、
(註:本当にそんな感じの姿勢である。そして有光は輝く二つの玉を顕にしたのだ……)
二人に『毘廬遮那浄化光』を浴びせて傷を塞ごうとするが、ベルゼバブ様の攻撃は終わらない。
飛び出した蝿たちに、『強酸性胃酸雨』を降らせ、神の側の人間の肉体を焼く。
「ウオオオオオ沙麗央――っ!!」
オーディンはどうでもいいんかい! というツッコミと共に以下次号。
蝿の王の逆襲始まる!!(アオリ)