ゴッドサイダーセカンド 第二部常世の門編 PART16 愛と秩序
最も愛する者……それは自分!
ムルキベルの左腕は己の左胸を貫いていた。
そしてムルキベルが自分の心臓を引きずり出すと、
ムルキベルの姿がその本性たる漆黒の竜へと変化する。
その心臓を礎にせんとガアプが手を伸ばすも、
怒るムルキベルがガアプを噛み砕いていく。
そして前回大々的な復活を遂げた十天闘神の皆様は突如として解説役に徹しだし、
ムルキベルの造ろうとする『万魔殿』のウンチクを語る。
それは宇宙の銀河さえも一瞬に飲み込み消し去る、
日本神話の『天の岩戸』の対極に存在する『常闇』と同じ力を持つという。
それはそうと、突然ムルキベルの回想に突入。
邪神であるリリスを娶らんとするルシファーはミカエルにその許可を得ようとするが、
『秩序』を重んじるミカエルはルシファーの言う『自由』を認めずルシファーを牢に繋ごうとする。
それを見ていた周りの天使たちが、
(ムルキベル校長はともかく、その中にベルゼバブ様やガアプまで加わっている……)
自由を求めんとして一気にミカエルに牙を向く。
「愚か者どもオオオ!!」
ぶち切れるミカエル。かくて天に戦争はおこれり。
回想終了。
大暴れのムルキベルを感慨深げに見つめるベルゼバブ様。
一方、ムルキベルは全てのガアプの首を噛み千切るが、
実はガアプはF・F(フー・ファイターズ)のような微細な悪魔の集合体だったため、
ガアプは何事もなかったかのように復活。
小さなガアプの顔面が積み重なってガアプを構成してるところを、
わざわざ拡大図で示してくれる巻来先生。
復活したガアプはムルキベルの全身を剣で貫く。
断末魔の叫びと共に、握り締めていた自身の心臓(ちなみに血管はまだ繋がってる)を
ポロッと落としてしまうムルキベル。
ガアプが心臓ゲットだぜ――! とばかりに這い寄るところに、頭上から霊麒が襲い掛かる。
「害虫である貴様を一匹ずつ殺せないのなら……
オレの怨霊の炎で焼き払うのみ!!
怨霊爆炎直下弾!!」
ついに非道ガアプに裁きが下る!!(アオリ)