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ゴッドサイダーセカンド 第二部常世の門編 PART8 地下よりの流星

殴りかかる霊麒に、ギュイヨは「ゴルゴダの爪」を打ち込み反撃。
はるかかなたにフッ飛ばされて第二関門『鋼鉄の塔』へ。
このままでは鋼鉄の塔で串刺しにされるのを免れない。

霊麒の中の魔王の血が生み出す魔の鎧ならば、
ゴルゴダの爪を粉砕できるはず、とのたまうベルゼバブ様。
だが、霊麒の身を案じる竜子は、
霊麒が悪魔の血に目覚めていないことをカミングアウト。
それでも尚ベルゼバブ様は霊麒が悪魔側の者だと信じている。
そして、もしもそうでなければ、
霊麒に対する思いを捨て去ればよいだけだとモノローグ。

一方、相変わらず吹っ飛ばされっぱなしの主人公。
あとわずかで串刺しにされようというところで、
霊麒の脳内に例の『声』が響く。

お前が見た事もないものによって強大なる力を授けよう

その瞬間、奇肱国の底から隕石が飛び出す。
それは悪魔の結界により生み出された、
十数年もの間空を覆い続けた黒雲を貫き、
太陽の光を地上にもたらす。
それはベリアルの必殺技・『小惑星爆破弾』。
驚愕するベルゼバブ様。

そして日の光を浴びた霊麒だが、
いよいよ『鋼鉄の塔』に叩きつけられた瞬間、
その身が装甲体へと変じる。

続く。

■ベルゼバブ様と尊越様
神魔の血を持つ霊麒を魔王の後継者として育てようとするベルゼバブ様。
考えてみるとこの行動は、霊輝に対する尊越様の行動に似ている。
未知の可能性を秘めた鬼哭の子供をもの心付く前から手元に置き、
万が一自らに不利な方向へ覚醒するのならば、容赦なく抹殺。
ただ、ベルゼバブ様と尊越様との間には決定的な違いがある。
ベルゼバブ様には霊麒に対する愛がある(しかもかなり強調されている)が、
尊越様にはそれがまったくと言っていいほどない。
しかもベルゼバブ様の場合は、霊麒がどちら側に目覚めたのか曖昧な状態にあっても、
きっと霊麒は悪魔側に覚醒してくれていると信じているのに、
尊越様の場合は霊輝が覚醒する前から殺る気マンマンなのである。
というか、尊越様の場合は、霊輝がどちらに覚醒しようともぶっ殺す気だった。
ベルゼバブ様の方がよっぽど『人間的』なものの考え方をしていると言えよう。

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