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ゴッドサイダーセカンド 第二部常世の門編 PART7 七つの大罪

奇肱国の地下にいるという『声』の主。
しかし、うかつに動こうものなら、ベルゼバブ様(お母様)が黙っていない。
霊麒は奇肱国の門へ近づくそのチャンスを、
3日後に開催されるマラソン大会に賭けるという……

三日後。
学園関係者の悪魔側の皆様が会談中。
このマラソン大会は、途中に三つの関門を用意することで、
ギリシャ神話の英雄、アキレスの如き力を持つ人間を探し出す事が目的だという。
そして、そのような人間たちは、
悪魔の宮殿『万魔殿(パンディモニウム)』の人柱に必要なのだという。
この大会に霊麒を参加させることに危険を感じるラウルレシア先生(担任)に、
霊麒が悪魔側に覚醒したと勘違い中のベルゼバブ様(お母様)は大丈夫だと太鼓判、
竜子に霊麒の監視をさせているから心配ないと言うムルキベル校長。
しかしベルゼバブ様は、竜子は「肉」を食べない上品な方だから惑わされない、
ムルキベル校長の「神」の上品な血を受け継いでいる、
と皮肉めいた発言。

一方、マラソン大会。
ベラドンナで惑わされる普通の人間には何の変哲もない風景だが、
今の霊麒には瓦礫の中で悪魔が人間を喰らう、真実の光景が見える。
そんな光景を黙って見ていなければいけない自分から脱却するため、
自分は「声」を目指すのだと竜子に霊麒は語る。

そして一行は第一関門へ到達。
第一関門は巨大な悪魔の顔をした門。
前に集まる生徒たちに、門は語りかける。

人間は地獄へ堕ちるべき「七つの大罪」を犯している
 そのふたつが「強欲」の罪と「大食」の罪!!」

叫ぶと同時に門は悪魔そのものへと変形し、
集まっていた生徒たちに喰らいつく。
霊麒は竜子とシミチンを庇いながら瞬時に難を逃れるが、
大勢の生徒は門の悪魔「悪鬼ギュイヨ」の犠牲となる。
同級生が喰われる様に怒る霊麒だが、竜子がそれを止める。
今も霊麒の傍にはベルゼバブ様の眷属たる蝿が飛んでいるのだ。
見てみぬフリをして去ろうとする霊麒だが、
その時にマラソンのためか空腹でハラが鳴る。
空腹の霊麒。人を喰らう悪鬼ギュイヨ。
そこで霊麒は自らの欲望を満たしつつ、ギュイヨを葬る理屈に気づく。

友達を思って怒っちゃダメなんだろうけど…
 こっちはハラがへってるのにうまそうに喰ってるあいつが
 羨ましくてハラが立っても
 いいだろーっこの野郎――――っ!!」

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