サンデー17号感想「再会、そして別れ(強引な)」
<からくりサーカス>
■帰ってきたディアマンティーナ
うーむ、わたしゃてっきり、
どこぞのドットーレ宜しく膝を抱えてくたばってるものかと……
まあ、どうでもいいです。
■背中を守る者
鳴海と勝、背中越しの対面。
4年くらい前までは、この二人の対面を心待ちにしていたものだが……
今はもうどうでもよくなりつつある自分に正直驚愕。
だってなあ……鳴海、エレオノールの対面は、
妙に物分りのいいエレオノールに脱力したし、
勝は勝で、先生の非常に微妙な情報を元に鳴海が生きていると確信するし……
要するに、3人の関係については話の都合パワー大全開。
力業を通り越した屁理屈で近づけられたり遠ざけられたりする。
なぜか不自然に引き離される鳴海と勝。
今回は今回で、意地でも鳴海に会うまいとする勝。
こうまでして藤田先生は鳴海と勝を会わせたくないのか。
次週で勝の真意がはっきりするわけだけど、
それの内容については全然期待してません。
この件に関しては裏切られた回数の方が多いんで。
確か島本和彦氏がラジオで、
「藤田は自分の描いた事に対して責任をちゃんととる、凄い奴だ」
とコメントしていたけれど……
同業他者にとっては理屈つけて伏線回収するのは凄い事かも知れないけど、
読者側にとっては、それだけじゃあだめだと思うんだな。
ちゃんと『納得』できる理屈を持ってきてくれないと。
ぶっちゃけて言うならば、読者にしてみれば、
作家先生がその過程でどれだけ頭を悩ませようと、
どれだけ苦労をしていようと、見る事が出来るのは製本された完成品だけだし、
それ以外のことはどうだっていい。知ったこっちゃない。
■そういえば
「しろがねは人形を操るために、
常にボディガードに背中を守らせる」
そういえば、こんな設定があったなあ……
サーカス芸とは違って、藤田先生は完全に忘却してるみたいですが。
<アルバトロス>
■聖結晶は心で燃やせ
Gストーン?
……今後のパワーバランスはどうなってしまうのだろう?
極端な話、テンション高いユウキに対抗できるのは、
他の聖結晶持ってるテンション高いやつだけってことになってしまうが……
■「何のためにここまで生きのびたんだ」
おくたばりになられましたシュライク様のお言葉。
モノバイルの世界では、何やらどえらいことが起きて、
エリート級と言えども生命の危険にさらされた、ということなのか?
この辺もはっきりさせて欲しいところ。
■「聖結晶の場所がまた一つわかったから」
5個に分かたれた聖結晶。
一つはユウキの腕に。一つはクレイン様の手の内に。
ピジョンの口ぶりからすると、ピジョンは他の聖結晶の在り処を知っているようだが……
クレイン様とピジョンはつるんでいるのか?
ていうか、モノバイル達はどの程度組織的に行動しているのだろうか?
どうも、エリート以上の連中については、
聖結晶の入手に躍起になっているような印象があるのだが。
■リカようやっと復活
ユウキの気を引くせっかくのチャンス……にクリティカル攻撃。
これだ……これが幼馴染の背負った業なのだ……!!
<結界師>
「結界術は論理的に見えて恣意的」
……うーむ、作中では何度も結界術のファジーさが強調されているのだが……
今更だぞ火黒。
ていうか、これまで読んできた印象だと、
結界術については「詳細不明」の一言で片付けられる勢いでは?
ヒントらしきものは何度も出ているのだけれど、
どういう原理で発現しているのか、どういう法則に従っているのか、
そういった根本的な定義・ルールは明確でないはず。
<ガッシュ>
今回はバリーの過去話よりもキースのトンデモパワーアップよりも、
あれだけ大量の鼻毛をこともなげに引っこ抜くベルンにド肝を抜かれた。
昔ジャンプの読みきりで、引っこ抜いた鼻毛の量で男度を競う、
というものがあったが……。
<MAJOR>
日本のスモールベースボール。
それって、吾郎の歩んできた道とは対極にあるものではなかろうか。
あと、蒸発した両親に連れてかれた妹(多分)がすでに背景なのですが、
彼女の出番は最終回寿君の打席くらいしかないのでしょうか?
<妖逆門>
個人的には、ロンドンにはもう少しツンツンしててもらいたかったが……
サンデーのクール系キャラ(常識人)は、
しばしば熱血主人公(という触れ込みの単なるバカ)の
腰巾着にさせられる傾向があるからな……
<ケンイチ>
格闘技の達人ともなれば雪崩を起こせる……のか?
……やっぱこの漫画、「格闘技漫画」である意味がどこにもないような。
そして、爆発に巻き込まれようが崖から落下しようが、
例え心停止しても生きて帰ってこれる少年漫画の世界で、
雪崩に巻き込まれた程度で退場するだなんてとても思えないのだった。
<MAR>
うーむ、ただ延々とガーディアン出してるだけの戦闘だった……単調。
そして、今回のギンタとファントムのやり取り。
「なんで平気で人を殺せるんだ」?
アンタのお友達も平気で人殺してたよな。敵だからって。
ファントム「トモダチじゃない人間の命なんてどうでもいい」
MAR「生意気な敵はぶっ殺してもオーケー」
ファントムの言ってることとお前らのやってることは微塵も変わらねえな。
自分の価値観で、殺していい人間とそうでない人間を分けてるだけだ。
<ハルノクニ>
また回想ですか?
前回のヒキが「総理出て来い」で、
今回のヒキが「二人を迎え入れろ」。
全然話が繋がってないのですが。
ついでに言うならば今回のヒキはせめて3話目くらいにやっとくべきだったと思う。
正直な感想を言っちゃうと、この漫画まだ始まってもないのにもう死んでると思う。
<ハヤテ>
鉄道ネタについて、はつかりの意見を求めてみた。
曰く、
「とりあえず、営業運転時の複線ドリフトはありえん。
そもそもバトルしてないし。ネタの使い方がなぁ…」
だ、そうな。ついでに元ネタについて聞いてみたところ、
「アレは舞台は現実、やってる事は非現実。
…だが、一応バトルは営業終了後の深夜って設定(例外が一回あるが)」
だ、そうな。
……でも、いくら勧められても俺は読まんぞ。
<武心>
奥山君の人間できててよかったですね。
俺は未だに納得できとらんが、奥山君に免じて何も言わん。
<あおい坂>
……困った! 何も書けん!!
ここ数週間のこの漫画については、全くと言っていいほど感想がないッ!!
変なセンパイも身内のトラブルも、スデにスルー状態になりつつある……
有体に言うと、もうどうでもいい。
ワイルドなんとかやジャぱんみたく、
読まない理由は別にないのでとりあえず読んでるけど、
読んだからといって何か思うわけでもなし。
「愛の反対は無関心」とはよくいったもので。
俺とこの漫画(というかこの作者)の価値観はずっと平行線を行ってたけれど、
ふと気がついたら遥か遠くに離れてしまったようです。
<ブリザードアクセル>
多分俺の場合、漫画の原稿が先週と全く同じでも、
何の違和感もなく読み終えてしまうような気がする。
ちょっと邪推するけど、雑魚キャラの変な反応って、
あれがないと間が持たないからやってるんじゃないかと思ったり。
基本的にこの漫画、
『吹雪スーパープレイ』⇒『雑魚驚愕』⇒『眼鏡大絶賛(&敵のダメ出し)』
の無限ループだからな……
雑魚がいなくなったら、もはや眼鏡の独壇場である。
<あいこら>
「恋愛以上の愛を注ぐ関係」
確かに間違っちゃいないわな。
一方的だけど。
<見上げてごらん>
漫画に限らずフィクションってのに対しては、
ロマンが求められるものだと思う。
で、俺が求めるロマンってのは、
『天才様が才能で成り上がる展開』じゃあなくて、
『地味な積み重ねをしてきた人間が最後に勝つ展開』なんだよな。
人間生きてるうちに、色々な壁にぶつかるわけで、
そのうち乗り越えようとも絶対乗り越えない壁が出てくるわけで、
その壁を越えるには、『才能』『資質』ってのがどうしても必要になってくるわけで、
人間生きてるうちに、だんだん『努力の限界』『自分の限界』を知らされるわけで。
で、自分の限界を知ってる人間が求めるロマンってのは、
『誰でも頑張れば出来る』『才能は努力に勝たず』ってことだと思うんだな。
短期間であれほど伸びるかどうかは別として、
才能のある人間がみるみる伸びていくこの漫画の展開は、
実は非常に現実的なものなのだ。
……というわけで、俺はこの漫画の主人公を、
どうしても受け入れることができない。
……っていうか、サンデー漫画の主人公は異様に天才様が多いわけだが。
ほとんどみんな、生まれもったものを武器にしている。
名目上の努力人間としては兼一がいるのだが、
あれは全然努力――『まともな練習』を描けていないからな……
<絶対可憐チルドレン>
公務員の哀愁、ここにきわまれり!!
だが、だがしかし、バカな上司に振り回されるというのは、
どこの世界にもあるものなのだ……
<D-LIVE!!>
あれ、もう終わり?
っていうか、えらくあっさり陥落しましたなミハイルさん。
「その程度で膝を屈するなら、初めッから悪いコトすんなよ」
と諭してあげたくなってしまいます。
しかし、最終章にしてはドライビングアクションがえらく地味だったな……
<ネコなび>
もう姫飼ってる意味なさそうなんで、
さっさと里子に出しちゃいましょうよ。
……まさか、嫁探しはその布石……?
猫の世話と仕事が両立できない⇒嫁を探して仕事に専念
⇒やっぱ嫁見つかりませんでした⇒仕事を続けるには姫手放さないといけませんね
いや、まさかな……












